梅雨に入っても暑さが続き、エアコンがフル活動する中、高陵中生も精一杯活動した6月でした。
6月6日(金)本年度の夏の大会シーズンが始まります。各部活の健闘を祈って壮行会が行われました。壮行会のたびに私は、自分の中学校時代の壮行会の毛涯章平校長先生の言葉を思い出します。「勝ったら、静かに帰っておいで。負けたら、堂々と帰ってこい!」と本気になって私たちに熱く投げかけていただいたこの言葉は、忘れられません。令和の高陵中生にもこの思いは受け継がれています。
6月7日(土)中体連の大会に多くの部活が出場し、今まで部活動にかけたすべてを出し尽くしました。悔しさも嬉しさも経験しながら、自分や仲間を信じることの大切さを実感しました。
6月12日(木)全校総合の追究課題を決めるために、地域の方々から地域の課題をお聞きしました。身近なことなのに、「初めて聞いたこと」「不思議に思ったこと」などを感じながら真剣にお話を聞き、考えました。
6月17日(火)第2回の参観日でした。第1回の参観授業も教室に入りきれないほどの保護者の方に参観いただきましたが、2回目もどのクラスも20名前後の保護者の方に温かいまなざしで参観していただきました。生徒も張り切って授業に臨みました。
6月20日(金)全校総合で、飯田女子高等学校の皆さんの「探究活動の発表」を聞きました。「探究課題をどうやって導き出したのか」「探究の難しさやおもしろさ」「探究することで課題が焦点化すること」「ネットの情報を調べるだけでは探究にならないこと」「やりたいことを叶えるために探究していること」など様々な視点で探究活動について教えていただきました。中学生に語りかけるようにお話してくださる様子も大変勉強になりました。
6月29日(日)PTA作業がありました。猛暑の中でしたが、草取りや窓ふきなど黙々と学校のために作業をしていただきました。保護者の方々に支えていただき大変心強いです。ありがとうございました。
6月のこと① 昨年の園芸委員会が「アンネのバラを高陵中学校でも育てよう!」と提案し育ててきたアンネのバラが、今年も見事に咲きました。園芸員やアンネや多くの方の思いを栄養にしているからでしょうか。
6月のこと② 生徒が渡り廊下に集まり、指をさしながら「かわいい」と言って見ていました。「何?」と言って見てみると、必死に生きようとしているひな鳥たちが口を開けて、親鳥が持ってくる餌を待っていました。「先生、シャッターチャンスだよ!」と言いながら騒がしくならないようにじっと見守っている生徒たちに、幸せな気持ちにさせてもらいました。
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